各種検査
各種検査
レントゲンRadnextSX、FPD G47
目的
骨折や関節の変形、骨格のアライメント(配列)を評価します。また、骨粗鬆症の診断にも役立ちます。
デジタル処理により、撮影から画像の生成までが迅速に行われ、検査時間と待ち時間が短縮されます。
フラットパネル(FPD G47)により、放射線被ばく量が大幅に削減されます。例えば従来の腰椎レントゲン撮影では約1.0 mSvから1.5mSvの放射線量が必要でしたが、約0.1mSvまで10分の1程度に低減されます。これは日常生活で受ける自然放射線量に比べても非常に少ないくらいの線量です。
X線骨密度測定装置Alphys LS
目的
腰椎・大腿骨の骨密度を測定し、骨粗鬆症の診断および治療の経過観察に使用します。
骨粗鬆症の予防と治療ガイドラインでも採用されている信頼性の高い機器です。
他のDEXA計測機器に比べてコンパクトで、省スペース設計が特徴です。ちなみに当院では、この省スペース設計のおかげでリハビリテーションスペースを広く確保することができ、患者さんのリハビリ環境向上に一役買っています。
超音波診断装置
(診察用)SONIMAGE MX1
目的
高機能にもかかわらずコンパクトなので、医師が視線をそらさずに見やすい場所に設置でき、正確な処置が可能になります。
超音波診断装置
(リハビリテーション用)iViz Air
目的
携帯性が高く、簡単に操作できるため、リハビリテーションの現場に適しています。
体に負担をかけずに行われ、痛みや不快感がありません。
リアルタイムで筋肉の動きや注射部位の状況を把握できます。これにより、検査や治療の精度が向上します。
注射部位がエコーで可視化されることで、トリガーポイントブロック、神経ブロック、関節注射、ハイドロリリースなどの注射を正確に行うことができ、安全性と効果が向上します。例えば膝の注射がいつもと違って痛かったというご経験はないですか?従来法では、膝の注射が正確に関節内に入らないことが約30%あり、エコーを使用することでこれが約10%に減少するという報告があります。
理学療法中の筋肉の動きをリアルタイムで可視化することで、治療にフィードバックします。
目的
炎症や感染症の有無、全身の健康状態、骨代謝マーカーの評価を行います。血液検査は院外の検査機関に依頼しますが、緊急性が高い場合は当日中に患者さんへ結果をお伝えできます。
必要に応じて他院へご紹介いたします。